医療用漢方の一覧

ひとつの薬でも効能がさまざまある一方、おなじ症状に対しては服用すべき薬が異なることがあります。服用開始時はもちろん、使っている途中で気になることなどがあれば、オンライン診療時、医師にご相談ください。

十味敗毒湯 ジュウウミハイドクトウ

84包(28日)
体内に「水」が停滞すると肌に悪い影響が及ぶことがあります。この薬は皮膚の変異部分に湿り気があるときに滞っている「水」や熱を放出させ、肌の状態を正常にする作用があります。一般的に膿がでているような症状の改善に用い、湿疹、蕁麻疹、にきび、水虫などさまざまな皮膚症状に対して処方されます。

五苓散 ゴレイサン

84包(28日)
体内で水分の代謝がうまくゆかないと「水」が偏在して滞り、むくみや頭痛、二日酔いや吐き気などが起こります。この薬は体の水分バランスを整え、これらの症状を改善させるときの代表的な選択肢です。

当帰芍薬散 トウキシャクヤクサン

84包(28日)
全身を巡って「血」が栄養素や酸素を運んでいますが、これが少ないかうすい人は栄養素や熱が隅々まで行き渡りません。この状態では体の偏った場所に水分がたまって冷えを起こし、充分な「血」がないため女性では月経不順も引き起こします。この薬は、全身の血行を良くするのと同時に水分の代謝も整えることで、冷え性や月経不順を改善します。

加味逍遙散 カミショウヨウサン

84包(28日)
体内の「血」の不足によって「気」が余ると、余分な「気」が熱となってさまざまな症状を引き起こします。この薬は、熱となって主に身体の上部にたまった「気」を下ろして、全身にめぐらせることで身体のバランスを整えます。交換神経の興奮に伴うイライラ、不眠症など特に中高年の女性の方に処方されます。

補中益気湯 ホチュウエッキトウ

84包(28日)
気力がわかない、体がだるい、疲れやすい、など生命活動のエネルギーである「気」が不足した状態、つまり「気虚」の状態の方に処方されます。字のごとく、中(体の内部)を補って、気を益する(増やす)ことで気力を復活させる漢方では代表的な薬です。

十全大補湯 ジュウゼンタイホトウ

84包(28日)
生命活動のもととなる「気」、体内に栄養を行き渡らせる「血」が不足すると全身の機能が著しく弱まります。この薬は字のごとく「気」「血」を補う目的で処方される代表的な漢方薬です。倦怠感、食欲不振、手足の冷えなど漫然とした体の不調や、病後・手術後の体力低下の改善など広い目的で使われます。

抑肝散 ヨクカンサン

84包(28日)
漢方でいう「肝」とは肝臓そのものの意のほかに、自律神経などのはたらきを含めた身体の機能全体のことも指します。これが高ぶるとストレス耐性が低くなり、少しの「血」の不足でも「気」のめぐりが阻害され、感情が抑えられない状態になります。この薬は「肝」の高ぶりを抑え、「血」を補って「気」のめぐりを良くするものです。これらの循環が良くなった結果、ストレス耐性を上昇させ、自律神経を安定させる作用があります。

加味帰脾湯 カミキヒトウ

84包(28日)
人は体内の「気」から生じる熱を鎮めることで眠りに入りますが、このとき「血」が足りていないと「気」からのエネルギーを抑えることができず、良い睡眠が得られないことで、日中すっきりとしないことが多くなります。この薬は消化器のはたらきを高めながら不足する「血」を増やして不眠状態を改善します。また気持ちを落ち着かせる作用もあり、血色が悪く、貧血気味で、不安や焦りがある、胃腸の調子がよくない方にも使われます。

この一覧にある他の漢方薬は準備中ができ次第、処方を開始します。

医療用漢方薬の価格表(準備中)

 

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